「見え方の推理」とは、あるものを、色々な方向から見た時、どのように見えるのかを考える課題です。幼児期の子どもにとって、自分の視点と違う、別の立ち位置から見える様子を想像することは大変難しいことです。「見え方の推理」は、こうした他者視点に立って想像する力を育むために最適な課題です。
 
ペーパーの課題に取り組む前に、以下のポイントを確認してみてください。
右手・左手の理解
向かい合った他者の右・左の理解
1つのものを机に置き、前後左右それぞれの場所からの見え方をスケッチする。コップやぬいぐるみなどから初め、徐々に積み木など抽象度を上げていくと良いでしょう。
上記のようにできるだけ具体物を使って、ステップを踏みながら学習することが大切です！
本書では、選択肢の中から前後左右上下の見え方を選ぶ課題と、さらにレベルアップして絵で表現する課題で構成されています。